中国輸入はどこでも働けて、スモールスタートが可能なビジネスです。
また円安時代の今でも対策次第では、しっかり稼ぐこともできます。
そこで今回はこれから中国輸入を始めてみようと考えている方に、中国輸入ビジネスの全体像をご紹介させて頂きます。
- 中国輸入代行会社アリパートナーズ㈱代表
- 自身でもOEM製品を販売
- Amazon月商1,600万円
- 2023年にAmazon運営会社を約1億円にて第三者へ譲渡
- 北京大学、台湾静宣大学へ留学
- 日本語と中国語のバイリンガル
中国輸入を始めるメリットとは
中国輸入の代表的なメリットについてご紹介をさせて頂きます。
中国輸入は仕入れから販売まで全てオンライン上で完結できるため、多くのメリットがあります。
メリット①:どこでも仕事ができる
中国輸入ビジネスは働く場所を選びません。
極端な話、PC1台さえあれば完結できてしまいます。
「物販なのに在庫保管に倉庫を借りたりする必要はないの?」と思われる方もいるかもしれません。
しかしAmazonや楽天は倉庫システムが非常に整っていますので、中国から直接Amazon倉庫に納品し、売れたらAmazon倉庫があなたの代わりに発送してくれます。
仕入から、販売まで在庫を一度も見ることなく、完結することができるのです。
PC1台さえあれば、発注から販売管理まで可能ですので、働く場所は自宅でも、近所のカフェでも、宿泊先のホテルでも、どこでも構いません。
朝から満員電車に揺られることもなく、ストレスフリーな環境で働くことができるのが中国輸入ビジネスの魅力の一つです。
メリット②:スモールスタートができる
世の中にたくさんあるビジネスの中ではスモールスタートができる部類のビジネスです。
最初のうちは、大きな倉庫を借りる必要もなければ、正社員やアルバイトスタッフを雇い入れる必要もありません。
スモールスタートができるということは、副業でも取り組むことが可能です。
会社員をやりながら、空いた時間を使って、コツコツとビジネスとして育てていくことが可能です。
Amazonであればかかる固定費も少なく、周到に準備をすれば、リスクをかなり小さくした状態で始めることができるのが中国輸入ビジネスの魅力です。
メリット③:無料でもある程度のノウハウが手に入れられる
現在の中国輸入ビジネスの形態は、世に知れるようになってからすでに10年以上が経っています。
2010年代前半はまだYoutubeも発展しておらず、ブログでも発信者は多くありませんでした。
しかし現在はYoutubeやブログはもちろんのこと、noteやTikTokなど多くの媒体でそのノウハウが手に入れられます。
逆にあらゆる情報が出回っているので、初心者ほど取捨選択が大切になってきますが、
- これから副業で始めたいけどできるか不安・・・
- まずはざっくり全体像を把握したい・・・
という方にはとても整った環境であることは間違いありません。
無料である程度のノウハウが手に入れられることは、前述のスモールスタートで始めるにあたってもとても重要になります。
さまざまな媒体で、さまざまな方の発信している情報に触れることができるのは中国輸入のメリットの一つと言えるでしょう。
中国輸入は「やめとけ」と言われる理由とは
ここ数年続く副業ブームで必ず「中国輸入」は候補の1つになります。
しかし一方で、「中国輸入はやめとけ」という声があるのも事実。
そのように言われるのはなぜでしょうか?
以下3つの理由があります。
理由①:ライバルが多い
手軽にスモールスタートができる反面、裏を返せば、参入障壁が低くなり、ライバルが増えてしまう原因にもなります。
中国輸入界隈ではかなり前から、
と言われています。
初心者層が多い分、そのように感じる方が多いのも無理もなく、それが「やめておけ」と言われる原因の一つとなっています。
理由②:高値で仕入れてしまい利益が出ていない
「やめておけ」と言われるのは、高い価格で仕入れてしまい利益が出ていないことも原因にあります。
使う仕入サイトが間違っていたり、代行会社に中抜きをされていると、高い価格で仕入れてしまいどれだけ努力しても利益がでません。
理由③:粗悪品や不良品ばかりで嫌気がさしてしまう
ひと昔前より改善はされてきているものの、中国製品にはまだまだ粗悪品がたくさん存在します。
特に1688.comは、工場の余りものや、返品されてきた不良品をそのまま再販することもあり、詳しい仕入業者は「安かろう悪かろう」と思って仕入れています。
ただでさえ厳しいと言われる日本の消費者からクレーム多発で嫌になってしまうことが、「やめとけ」と言われる原因になっています。
しかし中国輸入で今でも売上を上げている人は確実に存在します。
その中で売上を上げられない方は、そもそも商品や店舗のリサーチが不足していたり、利益計算が間違っていたりします。
以下の記事では、中国輸入で売上が上げられない人の特徴も解説しています。
ご自身が当てはまっていないか、今一度チェックしてみてください!
円安の現在でも中国輸入で儲けられるか
円安は原価アップに直結しますので、中国輸入ビジネスにとっては確かに逆風です。
しかし以下のような対策をしっかり行うことでまだまだ利益を上げることは可能です。
対策①:商品原価を下げる
非常に単純と思われるかもしれませんが、値引き交渉を行うことで原価を下げます。
1688.comではまだまだ値引交渉が可能です。
弊社アリパートナーズでは全ての商品に対して値引き交渉を行いますが、値引き交渉ができた商品の値引き率の平均は5.7%(※)にもなります。
※2022年12月実績(PLUS会員割引含む)
また1688会員価格で購入することも大切です。
1688.comには5%の会員割引を実施している商品がたくさんあります。
この1688の会員割引を全額還元してくれる代行会社を通して購入するのも原価を下げるには良い方法です。
対策②:中国国内の輸送費を下げる
中国にはさまざまな輸送方法があります。
発送元から配送先までスピード重視の「顺丰」発送元から配送先までコスト重視の「安能」等がその例です。
壊れにくい商品は「安能」を使うなど、使い分けをするのも原価を下げる方法には有効な手段になります。
対策③:不良品を減らす
不良品を減らすと返品交換にかかる往復送料を削減することができます。
1688.comでは初期不良の返品にかかる送料は負担してくれないことが多くあります。
また代行会社に不良返品指示をする工数を減らすことも可能です。
対策④:販売価格を上げる
2022年~2023年は特にAmazonの中国輸入OEM製品でも値上げラッシュが起きました。
それも1年の間に2回、3回と行われました。
参照:Keepa
参照:Keepa
為替変動にあわせて、ある程度は販売価格を上げていくことも円安対策の一つと言えるでしょう。
対策⑤:パッケージをOPP袋に変更する
これにより、パッケージ費用・国際送料・FBA送料を削減することが可能です。
1688の店舗は特に要望がなければ紙パッケージで発送を行うことがほとんどです。
しかし希望を伝えれば、紙パッケージからOPP袋に変更できる可能性があります。
これにより体積が減り、コストを削減できるのです。
対策⑥:OEMに挑戦する
より根本的なところではOEMに挑戦することです。
OEMで自分でカタログを一から作成するからこそ、価格の決定権を握ることができます。
市場価格から大幅に乖離した値付けをすることはできませんが、それも上記のように他社も値上げをしてくる曲面では、いち早く追随することができます。
また中国輸入は円安だからこその隠れたメリットもあります。
以下の記事でも詳しく解説していますので、ご覧ください!
中国輸入代行業者17選
中国輸入代行会社は、2024年現在で、50社以上存在するとも言われています。
以下に中国輸入代行会社の代表的な17社をピックアップしました。
それぞれに強みのある分野がことなりますので、以下記事を参考に比較検討をしてみてください。
各社の詳しい解説は以下の記事をご覧ください。
中国輸入で儲かる商品リスト
中国輸入×メルカリでの儲かる商品は、例えば以下のようなものがあります。
- 短パン
- フォトフレーム
- サマーニット
- 無限プチプチ
- 簡易テント
- LEDライト
- ゴルフスウィング練習器具
- エアコン室外機カバー(3個セット)
- ルーペ
- 防音イヤーマフ
2024年現在でも利益のとれる商品はたくさんありますので、是非以下記事を参考にしてみてください。
中国輸入で輸入禁止・規制商品
中国輸入ビジネスでは、「仕入れてはいけないもの」と「仕入れるにあたって許可が必要なもの」があります。
「知らなかった」ではすまされないので、事前にしっかりと把握を行いましょう。
輸入禁止品については以下のような商品があります。
輸入禁止品は、いかなる理由でも輸入してはいけません。
- 麻薬や覚醒剤:法律で完全に禁止されている。
- 児童ポルノ:所持も含めて違法とされている。
- 絶滅のおそれのある動植物:ワシントン条約(CITES)に基づく。
- 偽造品や著作権侵害物:知的財産権の保護に基づく。
また輸入規制品は以下に当てはまる商品です。
輸入許可があれば輸入することができます。
- 食品衛生法で規制される商品
- 電気用品安全法(PSE法)で規制される商品
- 電波法で規制される商品
- 薬機法で規制される商品
- 家庭用品品質表示法で規制される商品
- 植物防疫法で規制される商品
輸入禁止品・規制品については中国輸入をする上で必須の知識です。
より詳しい解説は以下記事よりご確認下さい。
中国輸入における関税の計算方法
中国輸入ビジネスでは関税はきっても切り離せない重要な費用です。
関税は外国商品を日本に輸入する際に支払う必要のある税金です。
個人輸入・商用輸入により計算方法が異なります。
- 課税価格が1万円以下(小売価格で16,666円以下):関税はかからない
- 課税価格が1万円~20万円以下:簡易税率が適用
- 課税価格が20万円を超える:一般税率が適用
- 日本の輸入港に到着するまでにかかった費用(課税価格)×実行関税率が適用
より関税のより詳細な計算方法については、以下記事をご覧下さい。
中国から日本へ荷物を送る際にかかる日数
中国から日本に荷物を送るには、航空便・船便のいずれかを使います。
航空便・船便はそれぞれ到着日数が異なります。
- 海源・TW便:約10~14日
- アリパートナーズ自社物流:約5~14日
- コンテナ便:約10~14日
中国からの到着日数に関するより詳しい解説は以下の記事も参照下さい。
中国輸入の代表的な仕入れサイト一覧
中国にはオンラインで仕入れができるサイトがたくさんあります。
中国輸入代行業者の使用が推奨されるサイト・個人でも仕入れが可能なサイトは以下の通りです。
各サイトについてより詳しい解説を以下の記事で公開中ですので是非ご覧ください。
中国輸入で高利益を狙いたいならOEMがおすすめ
中国輸入OEMにはメリットがたくさんあります。
メリット①:自分だけのブランドを作れる
中国からの輸入OEMでは、自分のブランドを育てることができます。
認知度が高まると、その価値を実感できます。
また、Amazonや楽天での知名度が上がると、資本提携や買収の提案を受けることもあります。
せどりや転売では価値の向上を感じにくいですが、ブランド運営には大きなメリットがあります。
メリット②:利益率が良い
中国輸入OEMの利益率は一般的に30%~50%です。
自分でカタログを作成するため、価格設定が自由です。相場から大きく外れない限り、価格を決める権利を持てるのがメリットです。
仕様変更などで独自性を持たせた商品は、値崩れしにくく利益率も高くなります。
メリット③:品質が上がる
OEMの場合はオリジナル製品で、工場は発注があったお客のみにしか販売しません。
そのため不良品が少なくなる傾向があります。
一方、既製品は卸売業者が工場の余り物や不良品を安く仕入れ、他の客に販売することがよくあります。
1688.comで販売される既製品の品質は一般的に良くないとされているのは、これが一因です。
代行会社で検品をしても、元の品質が悪ければ改善は難しいです。
OEMはこのような品質の悪い商品が紛れ込むことが少なく、品質の改善に寄与します。
中国輸入のOEMについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
具体的な始め方について詳しく解説しています。
まとめ
ここまでご覧頂きありがとうございました!
中国輸入ビジネスを始めるにあたって気を付けるべきことはいくつかありますが、「どこでも働ける」「スモールスタートが可能」なビジネスは副業で始めたい方にとっても大きなメリットです。
やり方を間違わなければ、円安時代の今でもしっかり稼ぐことはできます。
是非今回紹介させて頂いた内容をご覧頂き、中国輸入の全体像を把握してもらえればと思います。
今回この記事だけではお伝えしきれなかったOEMの知識は『Amazon OEM 入門完全マニュアル』でも紹介しています。
あまり多くの方に知られたくはない有料級の情報ですので数量限定での配布としています。
数量に達し次第、予告なく配布を終了させて頂きますので、LINE友だち追加から是非お早目に入手下さい!
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