初心者でも始めやすい簡易OEMは、比較的簡単にオリジナル製品をつくれ、なおかつ低予算で始めることができます。
今回そんな簡易OEMについて、具体的にどんな手法あるのか、どんなことに注意して進めていくべきか、などについてご紹介をさせて頂きます!
中国輸入に慣れてきて、もっと稼げるようになりたい!と考えている方は是非この記事を参考に簡易OEMに取り組んでみて下さい。
- 中国輸入代行会社アリパートナーズ㈱代表
- 自身でもOEM製品を販売
- Amazon月商1,600万円
- 2023年にAmazon運営会社を約1億円にて第三者へ譲渡
- 北京大学、台湾静宣大学へ留学
- 日本語と中国語のバイリンガル
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簡易OEMとは
簡易OEMとは、中国輸入ビジネスから生まれた造語です。
その名の通り、簡易的にできるOEMという意味ですが、ここでは「アリババで販売されている商品に簡単なひと手間を加えて、自社オリジナル製品として販売すること」程度に考えて頂ければ大丈夫です。
続いて中国輸入でよくある簡易OEMの例をみていきましょう。
自社タグをつける
特にアパレル製品で活用できる方法です。
1688.com(アリババ)で販売されている商品に、上記のようなタグのみ取り付けます。
タグはおおよそ100~1,000枚単位で発注可能です。
服のデザイン自体は1688.comのものをそのまま使用し、タグを取り付けるだけですので、非常に簡単に取り組むことが可能です。
化粧箱を取り換える
比較的幅広い商品に活用できます。
化粧箱に自社ロゴや商品名を入れ販売する方法です。
スマホのガラスフィルムなどの多くは、この化粧箱のみ取り換える方法で出品されています。
化粧箱のデザインはクラウドワークスやランサーズのような外注サイトで依頼を掛ければすぐにデザイナーが見つかります。
しっかりとパッキングすることで高見え効果もありますね。
OPP袋を取り換える
OPP袋のみ自社オリジナルのものを使う方法です。
袋の種類にもよりますが、この中では最も安価で作ることができます。
さらにカードや説明書などを同梱してもいいでしょう。
簡易OEMが初心者におすすめな理由
簡易OEMが中国輸入ビジネス初心者におすすめである理由は2つあります。
少ない費用で始められる
その名の通り、簡易なOEMですので、少ない費用で始めることができます。
商品本体の仕様は変更せず、商品を梱包するOPP袋や化粧箱に自社オリジナルのものを使います。
これらは全て安価で作ることができるため、少ない費用でOEMを始めることができます。
オリジナル商品なのに手軽に始められる
化粧箱やOPP袋は1688.com(アリババ)で簡単につくることができます。
具体的な金額感は後述しますが、特にオリジナルOPP袋は数千枚作っても、数千円で収まることがほとんどです。
手軽に始めらるのは簡易OEMの大きなメリットです。
簡易OEMに必要な費用の目安
簡易OEMに必要な費用の目安は、約2~5万円です。
これは商品本体もあわせた価格ですので、商品価格によっては変動します。
- 商品3万円(100個) + オリジナルOPP袋2万円(1,000枚) =5万円
特に始めたばかりの初心者の方であれば、なるべくリスクは取りたくないという心理が働きますが、これくらいの価格であれば始めやすいでしょう。
オリジナルOPP袋は、代行会社に保管しておいて、次回発注時に再度使用することが可能です。
簡易OEMを始めるための具体的な手順
簡易OEMを始める手順は、他の本格的OEMや既製品販売と大きく変わるものではありません。
それぞれのステップに分けて具体的な手順を一つ一つ紹介していきます。
手順①:商品リサーチ
簡易OEMに限らず、中国輸入ビジネスで最も重要な工程です。
売れない商品をリサーチしてしまうと、このあとの工程でどれだけ頑張って時間をかけても無駄になります。
リサーチ方法は一つではありません。
自分にあったリサーチ方法を複数組み合わせながら進めていきます。
手順②:複数の工場でサンプルを作成する
リリースする商品が決まったら、次は生産工場の選定に移ります。
特に初めて扱う商材の場合、複数の工場にサンプルを依頼することを強くお勧めします。
同時に複数の工場でサンプルを作成することも可能ですが、まず一つのサンプルを確認してから、他の工場に依頼するかどうか決定する方法もあります。
複数同時に取り寄せる場合は、代行会社にどの工場の製品かわかるように店舗名を書いてもらうなど、目印をつけておいてもらいましょう。
1688.comを利用する場合、オンラインでのやり取りが主となるため、工場の規模や設備の詳細を直接確認するのは難しいです。
サンプルの品質が悪ければ、量産品の品質も低くなる可能性が高いので、注意が必要です。
手順③:本発注(商品)
サンプルに問題がなければ、発注に移ります。
店舗に在庫があれば通常1、2日では発送されます。
代行会社に到着までしばらく待ちましょう。
手順④:本発注(化粧箱・OPP袋・タグ)
商品本体の発注と同時に、簡易OEMの肝となる、化粧箱等の発注を行いましょう。
発注先は代行会社に問い合わせれば大抵教えてくれます。
代行会社もすでに取引のある業者へ発注するほうが品質も担保されているためやりやすくスムーズに進めることが期待できます。
もし自分で見つけてきた業者があれば、そちらでも問題ありません。
化粧箱の展開図や、OPP袋のデザインは自分でつくる必要があります。
AIデータもしくはPSDデータで代行会社へ渡しましょう。
注意点としてPDFでは印刷品質が落ちますので、必ずAI・PSDどちらかの形式で準備してください。
手順④:商品ページ作成
簡易OEMもオリジナル商品としてつくりますので、商品カタログも一からつくっていきます。
商品ページは、会社で言えばいわば営業部隊です。
最前線に立ってお金を稼いできてくれます。
商品ページ作成は、EC物販では最重要項目の一つですね。
商品ページの作り方解説資料
商品ページの詳しい作り方は、こちらから公式LINEの友だち追加後、「完全マニュアル」とメッセージを送ってください。
商品画像は1枚目~7枚目まで例示して詳しく解説しています。
簡易OEMのリサーチ方法
簡易OEMには以下のようなリサーチ方法があります。
- 売れ筋ランキングからリサーチ
- セラーの出品リストからリサーチ
- リサーチツールを使用してリサーチ
- 商品知識・興味のある商品からリサーチする
複数のリサーチ方法を組み合わせて、しっかりと売れる確信を持って、次の工程に移っていきましょう。
Amazon OEMリサーチの具体的なやり方についてはこちらに記事をご覧ください。
簡易OEMをする上での注意点
初心者でも簡単に始めることが魅力の簡易OEMですが、注意しなければいけないこともいくつかあります。
注意点①:簡易OEMは真似されやすい
簡易OEMは自分が簡単に出来る分、裏を返せば簡単に真似されてしまいます。
最初こそ順調に売れてきても、カタログが目立ち始めた途端、競合が一気に増えてきます。
商品本体の仕様変更を行っていないので、これはある程度致し方ありません。
中国輸入の入りは簡易OEMでも全く問題ありませんが、資金力と経験ができたら、徐々に難易度の高いOEMに切り替えていきましょう。
注意点②:工場の選定を徹底的に行う
簡易OEMは1688.com(アリババ)で販売されている既製品を購入します。
1688.comの品質は玉石混交で、中国の全EC仕入サイトの中ではどちらからというと、下の上~中の下くらいの品質です。
他の購入者の返品商品を再販しているケースもあります。
工場の選定はとても重要になります。
注意点③:検品を必ず入れる
特にFBAに直接納品する場合は、必ず検品を入れましょう。
ロットによって品質に大きく差がでることはよくあります。
これは1688.comが卸売り業者である場合は、複数工場から仕入れを行っているためです。
同じ商品でも、工場の検品基準は異なりますから、購入するロットにより品質にばらつきがでることになります。
前回良くても、今回は全くだめ、ということは日常茶飯事です。
必ず検品を入れるようにしましょう。
注意点④:サンプルは複数工場から取り寄せる
サンプルは複数工場から取り寄せて、実際に自分の目で確認しましょう。
同時に取り寄せる場合は、どの工場から購入したかわるよう、代行会社に目印をつけてもらいましょう。
結局は実際に商品を手にとって見ないことには品質の良し悪しはわかりません。
注意点⑤:リサーチ不足は在庫抱える可能性が高い
想定以上に自分と同じ商品を販売しているセラーが多かった、とならないよう、必ず事前リサーチをしっかり行いましょう。
リサーチ不足で、見切り発車をすると在庫を抱えてしまうことになります。
簡易OEMをするならOEMに強い代行業者とタッグを組もう
簡易OEMと言えども、化粧箱やOPP袋はオリジナルのものをつくらなければいけません。
これらの発注がスムーズでなかったり、間違いが起きればやはりストレスが溜まってしまいます。
そのためには、過去に化粧箱やOPP袋をたくさん作ったことのある代行会社を選ぶ必要があります。
OEMに慣れている代行会社は、品質の安定した業者をある程度知っており、お客様は代行会社に依頼するだけで、簡単に品質の良い化粧箱やOPP袋を作ることができるのです。
アリパートナーズはOEM経験豊富な代行会社
弊社アリパートナーズでは、本格的OEMで月商1,600万円を超える売上をつくり、M&Aで売却まで行った加藤が代表をつとめています。
中国や台湾の大学にも留学経験があり、中国でも実際にビジネスを行ってきました。
中国語を話すことができるため、時間を掛けて直接業者開拓もいます。
机上の空論ではなく、実際に中国人と直接ビジネスを行っているからこそ気づくことも多くあります。
またOEMで品質問題に苦労したからこそ、検品録画を行うなど、他社にない徹底した検品体制を構築しています。
▼録画した検品風景
簡易OEMであろうが、本格的なOEMであろうが、OEMに強い代行会社とタッグを組むのは中国輸入ビジネス成功で非常に重要なポイントです。
アリパートナーズとタッグを組んでOEMに取り組んでみたい方は、お気軽に以下からお問い合わせください。
また、弊社以外にもおすすめのOEM代行業者を以下の記事で徹底解説しています。
あなたにぴったり合う代行業者がきっと見つかるはずです!
まとめ
ここまでご覧頂きありがとうございました。
簡易OEMは初心者でも簡単に低予算で始められることが最大の魅力です。
中国輸入に慣れてきて、もっと稼げるようになりたい!と考えている方は是非この記事を参考に簡易OEMに取り組んでみて下さい。
そして簡易OEMの注意点のところでも述べたように、簡単に真似されやすい手法でもあるので、この簡易OEMに慣れてきたら、次は商品仕様からカスタマイズする本格的なOEMにも挑戦してみましょう。
OEMはクリエイティブでとてもおもしろいビジネスです。
自分の作ったこの世に一つしかない商品がたくさんの人に使って頂けるのはとてもやりがいがあります。
OEMに是非興味のある方はまずは手始めに以下マニュアルを入手してみて下さい!
今回お伝え出来なかったOEMの知識は『Amazon OEM 入門完全マニュアル』でも紹介しています。
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