今回は中国輸入OEMについてご紹介をさせて頂きます!
私自身も副業からOEMを始め、実際に2年間でアカウント売却に至り、約1億円のキャッシュを得ること出来ています。
ポイントを抑えてしっかりと進めていけば間違いなく再現性のある方法で、今でも利益あげている方はたくさんいます。
そこで今回はOEMのメリットとデメリットや、工場選定のポイントについてご紹介をさせて頂きます。
- 中国輸入代行会社アリパートナーズ㈱代表
- 自身でもOEM製品を販売
- Amazon月商1,600万円
- 2023年にAmazon運営会社を約1億円にて第三者へ譲渡
- 北京大学、台湾静宣大学へ留学
- 日本語と中国語のバイリンガル
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中国OEMとは?
中国輸入OEMとは、中国にある生産工場に自社ブランド製品の製造を委託すること、と覚えて頂ければ問題ありません。
製造の委託を行いますので、生産設備を持たず、小資本で自社ブランドを生産できることが最大の特徴です。
中国OEMはオワコンか?
中国輸入ビジネスに限らず、多くのビジネスにおいて「○○はオワコン」というフレーズを耳にします。
中国輸入OEMも決して例外ではありません。
何年も前から、
という声を聞きます。
これはある意味で正しいです。
一体どんな人たちが「中国輸入OEMはオワコン」と言っているのでしょうか。
それは、中国輸入をやってみたけど稼げなかった人たちです。
その人達は実際に自分でやってみて稼げなかったのですから、実際にそう思うのも無理はありません。
実際にやってみて稼げないから「市場全体が飽和していてもう稼げない・・・」と言って撤退をしていくのです。
勝手にやめていってくれるので、ライバルがどんどん減っていくからです。
実際はしっかりとした手順を踏んで、きっちりと取り組めば稼げるようになるにも関わらずです。
是非「オワコンの壁」を突破して、中級者・上級者へのステージに進みましょう。
副業としてOEMに挑戦したい!という方はこちらに記事もオススメです。
中国OEMのメリット
それでは早速中国輸入のメリットについて説明をしていきます。
メリット①:自分だけのブランドを作れる
中国輸入OEMでは一から自分のブランドとして育てていきます。
認知が広がっていけばブランドが資産として積みあがっていくことを実感することができます。
またAmazonや楽天内である程度ブランドとしての知名度が上がってくると資本提携や買収の提案も受けることもあります。
せどりや転売では売上拡大とともに資本価値が上がっていくことを実感するのは難しいですが、これはブランド運営をする大きなメリットと言えますね。
メリット②:利益率が良い
中国輸入OEMの利益率は一般的には30%~50%の範囲がボリュームゾーンです。
中国輸入OEMでは一から自分がカタログ(商品ページ)を作成するため、価格も自由に設定することができます。
もちろん相場から大きくかけ離れた売価を設定することは出来ませんが、相乗り出品と異なり、価格の決定権を握れるのは大きなメリットです。
また基本的に仕様変更を行うなど独自性を持った商品をリリースしますので、値崩れしにくく、利益率が高くなります。
メリット③:品質があがる
一般的に1688.comで販売されている既製品の商品の品質はあまりよくないと言われています。
1688.com工場だけでなく、卸売も大量に出店しており、そのような販売者は工場の余りものや、訳アリ品を安価で買い取ったり、購入者から不良として返送されてきた商品を他の客に販売する、といったことも普通に行われています。
そのためいくら代行会社で検品をかけたところで、もともとの品質が悪い場合はどうしようもありません。
それほど品質が良くない製品があるのは事実です。
既製品のように返品されてきたものを流用するなどはあり得ないのです。
また素材も特注で調達することも多く、品質も指定することができます。
細かな仕様は要望を伝えて改善が図れるため、むしろオーダーを重ねるごとに品質がよくなっていくこともあります。
OEMを行うことにより品質があがるのは大きなメリットと言えるでしょう。
中国OEMのデメリット
OEMはメリットばかりではありません。
デメリットについても詳らかにお伝え致します。
デメリット①:商品開発やページ作成に時間がかかる
OEMの工程はざっくり、工場リサーチ→試作→量産の工程です。
簡単に書きましたが、慣れていなければこの工程に半年近くかかることも全く珍しいことではありません。
試作品に納得できないところがあれば何度も再試作をしたり、場合によっては工場リサーチからやり直しになることもあります。
またAmazonではオリジナルカタログを作成していきますので、商品説明文や商品画像も一から準備をしていくことになります。
慣れてくれば作業的にできるようになりますが、始めたばかりの初心者はやはりどうしても時間がかかってしまう傾向にあります。
デメリット②:まとまった予算が必要になる
OEMは特注品です。
必ず一定のロットを積まなければ特注生産に対応してもらえません。
商材にもよりますが、50~100万円単位の費用がかかることも何ら珍しいことではありません。
また費用をかけたからと言って必ず売れるとは限りませんので、思ったような売上が立たなければ、原価以下で処分していく決断をしなければいけないこともあります。
「副業で少しお小遣いがほしいな・・・」と考えている方にとってはややハードルが高いでしょう。
デメリット③:大量の在庫を抱える場合がある(売れない場合)
オリジナル製品を作ったからと言って必ず売れるわけではありません。
販売が上向いてこればSEOもあがり、それがまた販売好調につながり・・・と好循環を生み出すことができますが、逆もまたしかりです。
売れない商品は検索順位がどんどん下がっていき、インプレッションもあがりません。
そうなると在庫として残ってしまうリスクはあります。
ただ商品そのものに全く価値がないわけではなく、原価以下でさばいていけば十分処分できる可能性はあります。
実際に経験しないと分からないことはたくさんありますので、一度売れなかったからと言ってあまりくよくよする必要はありません。
中国OEMの販売開始までの道のり
OEM商品の出品までには大きく分けて、
- 出品準備
- ブランド登録
の2つの工程があります。
出品準備編
まずは出品準備について説明していきます。
工場リサーチ
一番最初の工程ですがとても重要です。
OEMに協力的な工場もあればそうでない工場もあります。
量産まで至れば長い付き合いになりますので、商品に改善点があればしっかり反映してくれるのかはOEM成功の秘訣と言っても過言ではありません。
1688.comには工場ではないところもOEMオーダーを受けています。
このような業者に発注すると商品単価だけ中抜きされてしまいますので、リサーチ段階でなるべく排除していくことが大切です。
見積り
工場リサーチを行ったあとは商品の仕様を渡し、見積もりをしてもらいます。
試作品ができていない段階では、概算見積りしか出ないところが多いので、この段階では概算見積もりで採算が取れるかを計算しましょう。
試作
利益が取れるようであれば試作に移ります。
試作品で品質に問題があれば量産品ではまず間違いなく改善されませんので、しっかりと品質に納得ができるか見極めましょう。
もし何度試作しても同じなら一番最初の工場リサーチの工程に戻りましょう。
単価との見合いもありますが品質には妥協しないように進めましょう。
量産
試作品に問題がなければいよいよ量産に移ります。
量産発注時に、試作費用を量産金額から控除してくれる販売者は多くいます。
必ず控除可能か確認をしましょう。
この段階までくれば中国側で特にやることはありません。
この期間を利用して商品ページの作成準備にとりかかりましょう。
出品開始
量産品が手元にとどけば出品開始です。
代行会社からFBAやRSLに直接納品もできますが、できれば初回ロットは実際に自分の目で品質確認することをオススメします。
いくら試作品に問題なくても、量産品では品質が変わっている可能性もあります。
数個だけ別送してよく確認しましょう。
また購入者から質問が入ったときなど手元に商品を置いておくとスムーズに回答ができます。
ブランド登録編
商品の試作、量産と並行して進めるブランド申請について説明をします。
ブランド登録がなくても販売できますが、スポンサーブランド広告が打てなかったり、デメリットが大きく、実質必須対応になります。
商標出願申請
商標権の申請は自分でもできないことはありませんが、特に初期段階では他にも行うべきことがたくさんあるため、取得申請代行業者への依頼を行います。
オススメはコトボックスです。
商標出願
ブランド名を決めて、商標出願を行います。
自分が登録を行いたいブランド名がすでに他の人に使用されていれば出願をすることができません。
重複がないことを確認して出願を行いましょう。
ロゴ作成
Amazonでブランド登録をする際に必要になります。
ロゴはシンプルなものにしましょう。
特にこだわりがなければクワウドワークスやランサーズ、ココナラなどで作成依頼をしてもよいでしょう。
商標登録完了
商標登録までには通常3カ月~8か月ほどかかります。
販売開始時期から逆算して商標出願を行いましょう。
ブランド登録申請
いよいよブランド申請です。
作成したロゴと商標登録済みのブランド名をもって登録申請を行います。
ブランド登録完了
ブランド登録が完了するとスポンサーブランド広告や、ストア、A+コンテンツが使用できるようになりますので、順次整備をしていきましょう。
中国OEMにかかる費用と難易度
中国OEMにはいくつか難易度があります。
初心者はまずは難易度の低いものから試してみてみて感覚をつかむのもいいでしょう。
ただし商品の差別化ではやはり難易度の高いものが強く、本格的に売上を上げていくのであれば難易度の高いものへのチャレンジが必要になります。
難易度 | 予算 | 作業 |
低い | 2~5万円 | 自社のロゴ入りパッケージパッケージに入れ替える 既製品にタグ付けを行う |
中程度 | 10~50万円 | 商品本体にロゴ入れのみ行う |
高い | 50万円~ | オリジナルデザイン・仕様の商品をつくる |
低難易度のOEMの具体的な始め方について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
中国OEMに使うサイトはオンラインではアリババ一択
中国にはタオバオや京東(ジンドン)、アリエクスプレスなどさまざまな仕入サイトが存在しますが、オンライン上で仕入れを行うなら現状1688.com(アリババ)一択です。
1688.comにも転売業者などがたくさん存在するのも事実ですが、そういった業者をうまく避け、良い工場に巡り合えば売上拡大に大きく寄与します。
価格的にもやはり1688.comが最も安く、価格競争力でも見劣りしません。
そのためオンライン上で仕入先を探すなら1688.com一択です。
展示会で仕入れ先候補を探すのも◎
その他オフラインでは展示会に足を運び仕入先候補を探すのも一つの手です。
展示会であればその場で商品の品質を確認できますし、担当者と直接顔を合わせて質問することが可能です。
展示会に出展する企業はグローバル市場への拡販にも力を入れていますし、個人事業のような極端に規模の小さな業者も少ないです。
また日本で開催された展示会に出展している企業であれば日本向けの品質も熟知していることが多く、展示会で出会ったサプライヤーはOEM発注先にの一つの選択肢にはなるでしょう。
中国OEMで使う工場リサーチのポイント
1688.comから工場を探す場合は気を付けるべきポイントがいくつかあります。
ポイント①:転売業者ではないか
1688.comには転売業者(ブローカー)が存在します。
このような業者へ発注すると単価を上乗せされるだけでなく、コミュニケーションも遅くなりますので避けるべきです。
ポイント②:日本向けオーダーに対応しているか
品質には非常に厳しい日本で販売するため、工場が日本向けに製品を販売したことがあるかは必ず事前に確認しましょう。
日本人がどの程度の品質要求をしてくるかを把握しているかはとても重要です。
工場側から「それほど細かな要求をしてくるのであれば他をあたってくれ!」「この価格でそんな要求にまで応えられるか!」と言われることがよくあります。
日本では100均の商品であってもそれなりの品質は保っていますが、中国はそうとは限りません。
これは「安いものの品質はそれなりで、高い商品の品質は良いものだ」という意味で、つまり商品の品質は「価格次第だ」ということです。
「これだけ安いんだから文句を言うな!」という言い分も理解はできますが、このように言われるとそれ以上の品質は期待できません。
日本向けの製品はどの程度の品質が必要かしっかりと理解している工場であるかを見極めることはとても重要になります。
中国OEMをする際の代行会社の選び方
では実際にOEMにチャレンジする際、どのような代行会社をパートナーとして選べばよいでしょうか。
3つのポイントに絞ってご紹介させて頂きます。
選び方①:OEM経験は豊富か
OEMは経験がものを言います。
商品の素材や仕様からオーダーメイドでつくっていきますから、日本人の細かな要求を正確に工場に伝えられる人材でないといけません。
いくら日本語がうまくとも、実際に日本人相手にコミュニケーションをとったことがなく、どのような場面でクレームになり得るかを理解していなければ、OEMは成功しないでしょう。
ただ機械的に翻訳していくだけでは、必ず失敗してしまいます。
代行会社の担当者はOEM成功のパートナーとなりますので、しっかりとお客様の意図をくみ取ったコミュニケーションができないといけません。
アリパートナーズではOEM業務の担当者は代行業務3年以上の社員と定めています。
OEM以外のオーダーでもしっかりと経験を積んだ人材だからこそきめ細やかなコミュニケーションが可能です。
選び方②:代行会社が中抜きをしていないか
OEMでは代行会社側が中抜きをしていることも多くあります。
代行会社と中国の工場とのやりとりは通常、日本のお客様には見えません。
完全にブラックボックスとなっているのです。
ブラックボックスではどんなやり取りが行われているのかお客様は知る由もありません。
残念ながら私も過去に代行会社が10%も20%も中抜きをしていた事例をいくつも知っていいます。
OEMの代行会社を選ぶ際は代行会社が中抜きをしていないかをしっかりチェックをする必要があります。
ではどのようにチェックをすれば良いのか?
代行会社に工場からの見積りが見せられるかを聞いてみましょう。
通常WECHATや阿里旺旺といったチャットツールを用いて連絡をしていますので履歴が残っているはずです。
代行会社は代行手数料として正式にサービスの対価を頂いていますから、普通であれば工場からの単価に上乗せして請求をしてはいけません。
弊社アリパートナーズの体制
アリパートナーズではそもそも代行会社と中国工場のブラックボックスをつくらないようにしています。
※WECHATは中国のLINEのようなアプリです
三者間でWECHATグループを作ることによるメリット
- メリット①:代行会社が中抜きができない体制をつくり、お客様もそれを自ら確認することができる
- メリット②:何度もやり取りが発生するOEMオーダーにおいて、円滑なコミュニケーションが実現できる
アリパートナーズのOEMサービスでは、工場・お客様・アリパートナーズで一つのWECHATグループを作ります。
お客様は、代行会社と工場とのやり取りを全て見ることが出来ます。
工場からの見積りもこのグループ内で行いますので随時確認頂ける体制としています。
もし質問があれば日本語で発言頂ければ、担当が中国語に翻訳し、その場で工場へ伝達致します。
同じグループ内で確認を行うことで、単価の中抜きができない体制をつくる、ただでさえ何度もやりとりが発生するOEMにおいて、スムーズなコミュニケーションができるようにしています。
選び方③:中国の工場との交渉力があるか
中国の工場との交渉力があるかも非常に重要なポイントです。
OEMはたとえ一度完成しても、改善の繰り返しです。
購入者から頂いたレビューをもとに、細かな改善を繰り返していきます。
つまりその商品を販売している限りは、中国の工場とのやり取りは半永久的に発生することになるのです。
とめどなく出てくる改善点を妥協せず工場に伝えられるのかはOEM成功のカギを握っていると言っても過言ではありません。
OEMをするならオススメの代行業者は以下の記事をご覧ください!
まとめ
ここまでご覧頂きありがとうございました!
今回はOEMのメリット、デメリットや工場選定のポイントについてご紹介をさせて頂きました。
私自身も副業から始め、月商は1.000万円を超えることができました。
初心者であっても、難易度の低い手法から始め、慣れてきたら徐々に難易度の高い手法へ移行していくことで、それに比例に売上も上がってきます。
今回お伝え出来なかったOEMの知識は『Amazon OEM 入門完全マニュアル』でも紹介しています。
あまり多くの方に知られたくはない有料級の情報ですので数量限定での配布としています。
数量に達し次第、予告なく配布を終了させて頂きますので、LINE友だち追加から是非お早目に入手下さい!
記事では紹介できなかった「ブランドコンセプトの作り方」「OEMに必要な予算」「工場選定の注意点」などAmazon OEMに必要な情報を徹底解説します。
この資料を見ればあなたがAmazon OEMで売上が上がらなかった理由が一目瞭然です。
こちらから公式LINEの友だち追加後、「完全マニュアル」とメッセージを送ってください。
中国輸入の全てを知りたい!そして売上を伸ばしたい!という方はまずは以下の記事をご覧ください。
中国輸入ビジネスに必要な全ての情報をまとめた記事を作りました。