中国輸入のノウハウ

アリババのAlibaba.comと1688.comの違いとは?どちらで仕入れるべきかを徹底解説

アリババのAlibaba.comと1688.comの違いとは?どちらで仕入れるべきかを徹底解説

リババと一口に言っても、海外ユーザー用のAlibaba.com、中国国内ユーザーがメインの1688.comがあります。

二つの違いがよくわからない

結局どちらを使うほうがよいのかわからない

という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はこの二つサイトの違いについて徹底解説していきます。

中国輸入ビジネスを拡大させるためには、結局どちらを使うのがよいのか、そしてその理由についても詳しく解説をしていきます!

このブログ記事の筆者

  • 中国輸入代行会社アリパートナーズ㈱代表
  • 自身でもOEM製品を販売
  • Amazon月商1600万円
  • 2023年にAmazon運営会社を約1億円にて第三者へ譲渡
  • 北京大学、台湾静宣大学へ留学
  • 日本語と中国語のバイリンガル

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アリババとは

アリババ創業者 ジャック・マー
写真引用|wikipedia

アリババとはジャック・マーが創業した中国を代表するIT企業です。

2022年時点の全世界利用者数は13億1000万人(※)に達すると言われています。
本拠地である中国の人口が多いからとはいえ、とんでもない数の人が利用しているのが分かりますね。

アリババグループは以下のように様々なECモールを展開しています。

(※)出典:アリババグループ、2022年1-3月期及び2022会計年度の決算を発表

アリババのAlibaba.comと1688.comの違い

たくさん種類のあるアリババグループのECモールの中でも、今回は日本人が中国輸入仕入れで最も利用することの多いAlibaba.com1688.comの違いを見ていきましょう。

違いを早見表にすると以下の通り。

  Alibaba.com ロゴ Alibaba.com 1688 ロゴ 1688.com
サイトの見た目 英語表記 中国語表記
ターゲット 中国以外のユーザー 中国国内のユーザー
国際発送の可否 ×
価格 高い 安い
購入ロット数 小ロット 大ロット
品質 良い 玉石混合

詳しく説明をしていきます!

違い①:サイトの見た目

まずAlibaba.comと1688.comは、ユーザーのターゲットが異なるため、サイトのUIも異なります。

Alibaba.com

Alibaba.comは海外ユーザーをメインターゲットにしています。
中国に住む中国人が利用することはあまり想定されていないモールです。
そのためサイト言語もデフォルトは英語表記になっています。

日本語の他、韓国語、スペイン語、イタリア語、フランス語など世界各国の言語に切り替えることも可能です。

Alibaba.comのTOPページ 対して中国に住む中国人をメインターゲットとした1688.comはどうでしょうか?

1688.com

サイト上の言語は全て中国語で表記されています。
中国人向けを想定しているので当然ですね。
サイト言語は基本的に切り替えることができません。
ブラウザ翻訳で日本語翻訳をすれば日本語表記は可能ですが、1688.com公式ではありませんので、翻訳精度に問題はあるでしょう。

中国語が分からなかったり、使い慣れていない初心者にとってはやや使いづらく感じます。

1688.comのTOPページ

違い②:ターゲット

上記に書いた通り、Alibaba.comと1688.comは想定ユーザーが明確に異なります。

Alibaba.com

中国以外の国に住むユーザーをメインターゲットとしていて、個人でも購入することが可能です。
日本人ユーザーが「小ロットの仕入先」として利用していることが多いサイトでもあります。
海外ユーザーが利用しやすいよう決済方法も国際基準に合わせられています。

1688.com

1688.comは主に中国国内の中国人をターゲットとしています。
上記で紹介した通り、サイト言語も基本的には中国語のみです。

店舗との連絡方法も中国語を使用することが圧倒的に多く、中国語が使用できないと利用が難しいサイトです。

違い③:国際発送の可否

両者は国際発送可否も異なります。

Alibaba.com

Alibaba.comは海外への発送が可能です。
海外向けユーザーのECサイトですので当然ですね。

売り手の発送方法にもよりますが、一般的には割高の送料になってしまうことが多く、日本に到着するまでの原価が高くなる傾向があります。

1688.com

1688.comに出店している店舗は海外への輸送は前提にはしていません。
すべて中国国内の住所への配達になります。

私たち日本人が1688.comで商品をして日本まで配送するためには、必ず輸入代行会社か、現地のパートナーと協力する必要があります。

違い④:価格

Alibaba.comのほうが高い傾向にあります。
ターゲットが異なることにより価格帯にも差が出てきています。

Alibaba.com

1688.comと比べ高めです。(価格はドル表記)

▼Alibaba.comで販売されているパスポートケースの価格 $2.68×145円=389円/個

1688.com

Alibaba.comよりも安く販売されていることが多くあります。(価格は人民元表記)
全く同じ商品でもAlibaba.comより半額以下のことも。

▼1688.comで販売されているパスポートケースの価格 8.5元×21元=179円/個  

違い⑤:購入ロット数

購入ロット数にも違いがあります。

Alibaba.com

Alibaba.comは1個からの小ロットでも購入ができること多くあります。

▼Alibaba.comで販売されているバッグの購入ロット数

1688.com

1688.comは工場が出店していることも多く、ロット数は多くなる傾向にあります。

▼1688.comで販売されているパスポートケースの価格 これは1688.comは工場が多く出店していることが要因ですが、最近では1688.comも卸売スタイルで販売している店舗も多く、数個から購入可能な店舗も多くあります。
そういった意味では購入ロットに関しては両者の差はほとんどなくなってきています。

違い⑥:品質

品質にも違いがあります。

Alibaba.com

海外向けであるため1688.comと比べると品質はよい傾向にあります。
ただし全てが日本の小売店で購入するような品質ではないことには注意する必要があります。

1688.com

品質は玉石混淆です。
高品質の製品を販売している販売業者もいれば、日本では販売できないような品質の商品が販売されていることもあります。
事前の調査やサンプル取得は必須になります。
その分価格は安く、良い仕入先を見つけさえすれば中国輸入ビジネスを飛躍的に伸ばしていける可能性もあります。

アリババ(Alibaba.com) or 1688.com、結局どちらで仕入れをするべき?

アリババ(Alibaba.com) or 1688.com、結局どちらで仕入れをするべき?お試し利用ならAlibaba.com、中国輸入に本気で取り組みたいなら1688.comです。

日本のAmazon、楽天に本気で取り組んでいる月商規模で数百万円~数千万円のライバルたちの多くは1688.comから仕入れています。

Alibaba.comと1688.comの違いをグラフ化したものが以下の図です。

やはり全員にとって一番大きい違いは価格でしょう。
商品によっては倍以上も違うこともあり、利益率が全く異なります。

単価が高くなるAlibaba.comからの仕入値では太刀打ちできません。
一部商品のみAlibaba.comで仕入れるなどは良いかもしれませんが、今後売上をあげていきたいならメインの仕入先は1688.comの利用がマストです。

中国語や国際配送の問題は代行会社を使うことで簡単に解決ができます。

1688.comに特化してもっと詳しく勉強したいという方はこちらの記事もご覧ください!利用する上での注意点なども解説しています。

1688.comで購入するなら代行業者が必要?

1688.comで購入するなら代行業者が必要?1688.comで購入するなら代行会社の協力が必須です。
なぜ代行会社を使う必要があるのかを解説していきます。

理由①:国際配送料金が安い

代行会社は物流会社と大口契約を結んでいるため、船便、航空便ともに個人で送るよりも安く送れます。

理由②:中国国内で検品ができる

1688.comの品質は玉石混淆のため、中国国内での検品が必須です。
日本基準の品質以下の商品もたくさんあるのが現実です。

特に中国からAmazonのFBAや楽天のRSLの倉庫に直接入庫する際は、一切自分の手元を通りませんので、必ず商品を詳細に検品してから納品することをおすすめしております。
これには中国に拠点のある代行会社の協力が必須になります。

理由③:中国国内で返品対応が完結できる

日本に到着してから不良を発見しても返品対応ができません。
購入から時間が経ちすぎていると、1688.com店舗側も返品を拒否するからです。

また仮に返品を了承してくれたとしても、日本から中国への返送送料、関税は負担してくれません。

購入者
購入者
そちらが不良を送ってきておいて返送料を負担しなければいけないなんて納得できない!

という気持ちはよく分かります。

しかし日本に到着後の不良返品は現実、ほぼ不可能ですので品質に難があり返品が想定される商品は必ず中国で検品を行い、返品まで行いましょう。

返品対応は代行会社が代理で行います。
代行会社によっては、返品交渉1件につき○○元と別途料金をとる場合もありますが、弊社アリパートナーズでは全て無料で対応しております。

理由④:価格交渉ができる

代行会社によっては1688.comの店舗に価格交渉をしてくれます。

交渉は中国語で行う必要があります。
翻訳機能を使って意思疎通ができないこともありませんが、認識のずれが起きる可能性も高いでしょう。

理由⑤:代行会社に依頼するほうが安くなる

稀に中国輸入を始めたばかりの方からの質問で、

購入から国際輸送まで全部自分でやれば安くなりますか?

と聞かれることがあります。

もしご自身ですべて手配して、代行会社を使うより安く、効率的なるのであればご自身でやってしまったほうがよいと思っています。

しかし、

  • 円から人民元に両替する際の為替差異
  • 為替手数料
  • 中国に銀行を開設して定期的に預金残高を補充する手間
  • 小口契約の国際送料
  • 返品交渉の手間

その他もろもろ考慮すると代行会社を利用するほうが結局安くなることが多く、業務効率も段違いです。

理由⑥:OEM商品が作れる

代行会社はたくさんのOEM案件を受注し、試作品、本番生産までの代行をしています。仮に全くの初心者が1688.comに出店しているような店舗に、代行会社を通さずにOEMを行うと高い確率で失敗します。

日本に展示会に出展してきているような会社であれば別ですが、ローカルの工場に依頼するには代行会社を通すことで成功確率を上げることができます。

「OEMで自分だけのオリジナル商品を作りたい!」という方は、こちらの記事もご覧ください。私のプレイヤーとしてのノウハウを余すことなくご紹介しています。

1688.comで購入する際に参考にすべき指標

1688.comで購入する際に参考にすべき指標1688.comの商品ページにはたくさんの指標があります。
購入の際にはこれら指標をある程度参考にすることをオススメ致します。

注意点は、大前提として品質の良し悪しは最終的には必ず実際にサンプルを取り寄せてみないことにはわかりません。
しかし同じ商品がたくさん並ぶ1688.comでは、どこからサンプルを取り寄せてよいか分からないですよね。

そこで次章で、サンプルを取り寄せる店舗を選定する際に参考になる指標をご紹介したいと思います。

【かなり】参考になる指標

以下で紹介する指標は、店舗選びの際に「かなり」参考になる指標です。
かならずチェックしましょう。

店舗ランク

アリババ1688 店舗ランク

店舗ランクは3つがあります。

  1. 超级工厂(スーパー工場)
  2. 实力工厂(実力工場)
  3. 诚信通(誠信通)

「诚信通」が最も低く、「超级工厂」が最も高いステータスです。

上記からもわかるように「超级工厂」の会員費は約200万円と高額です。
この金額を支払う資金があることを考えると、一定の信頼はできます。

私も普段から店舗とやりとりを行いますが、体感でも確かに「超级工厂」のカスタマーの返信は早く、OEMもやりやすいことが多かったです。

直近90日以内の販売数

直近90日以内の販売件数です。
実績にもとづいた数字ですので参考にできます。
ただし数字を大きく見せるために自社で購入して、でっち上げている可能性や、一人の人が一度に大量購入しただけで、必ずしも多く人から支持されているわけではない可能性がありますので注意しましょう。

店舗運営年数

アカウント開設から現在までの経過年数です。
当然ですが、1年の始めたばかりの店舗よりも、5・10年継続できている店舗の方が信頼ができます。

さらに1年や2年のアカウントは転売アカウントの可能性もあります。
大量にアカウントを作成し、商品ジャンル問わず大量出品を行い、薄利多売で運営をしているような店舗です。
このような店舗から購入するとアフターフォローがお粗末だったり、そもそも問い合わせへの返答もないことがあり、リサーチ段階で排除していきたい店舗です。

いくつも店舗があり、どこから購入して良いか分からない場合は、運営年数が長い店舗を選ぶと良いでしょう。

「工場データ」内の「直近30日の3分以内返信率」

店舗への問い合わせは通常代行会社を通して行うので、代行会社と1688.comの販売者とどのようなやりとりをしているか分かりません。
返信が早くて対応がいいのか、何日も返信がなく開店休業状態の店舗なのか分からないのです。

しかしこの「工場データ」内にあるデータを見れば、チャットの問い合わせの返信速度が早いのか、遅いのかが一目瞭然です。
問い合わせへの返信が遅い店舗ほど、購入後何日も発送されなかったり、返品交渉に応じてもらえないなどの問題が多くなる傾向にあります。

目安として70~80%以上が望ましいです。
誰でも確認できるステータスですので、仕入前にはチェックしたい項目ですね。

【ある程度】参考になる指標

時間があれば確認するべき指標です。

リピート率

「回头率」と言います。
日本語に直すと「リピート率」という意味です。

購買体験に問題があれば、同じ店舗で再度購入することはありませんので、この率が高ければ、何度も追加発注がある商品だということが分かります。

しかし1688.comのお客さんはもちろん全世界にいて、リピート購入率が高いからといって、日本基準の品質とは限りませんので注意が必要です。

「工場データ」内の「直近30日のオーダー数」

「直近90以内の販売数」とよく似た指標ですが、この指標から分かるのは「オーダー数」です。 100個購入しても、1,000個購入しても「1オーダー」とカウントされます。

オーダー数が多いほど、より多くのお客さんから支持されていることが分かります。

【あまり】参考にならない指標

時間を掛けて見てもあまり意味のない指標を紹介します。

商品評価

サクラレビューが入っている可能性が高く、参考になりません。
またそもそもその商品の販売数量が少なければ有意な数字とはいないでしょう。

また購入後一定期間評価をしないと自動評価で満点が入る仕組みがあり、実態以上によく見えている可能性があります。

店舗評価

こちらもサクラレビューが入っている可能性が高く、参考になりません。
同じくその店舗の販売数量が少なければ有意な数字とはいないでしょう。

商品在庫数

1688.comで表示されている在庫数はほとんどが現実の在庫数とリンクしていません。

商品ページには在庫アリになっているのに、なぜ在庫切れなのですか?

とご質問頂くことがありますが、これは店舗側でしっかり管理をしていないためです。

中にはきっちりリンクさせている店舗もあるかもしれませんが、1688.comを使い慣れている中国人はこの在庫数は全く参考にしていません。
在庫があるかは必ず店舗に確認をしてから購入をします。

まとめ

まとめ:アリババのAlibaba.comと1688.comの違いとは?どちらで仕入れるべきかを徹底解説ここまでご覧頂きありがとうございました!

中国輸入で本格的に売上を上げていくには、価格の安い1688.comの使用が必須です。
国際発送や商品問い合わせ対応は代行会社を利用すれば簡単に解決することができます。 品質についても事前のリサーチで、ある程度絞り込みをすることができます。

そして最終的にはサンプルを取り寄せ、実物を見てから良し悪しを判断します。
地味ですが、必ず差となって現れますので、リサーチからサンプル確認まで一つ一つ丁寧に行っていきましょう。

Alibaba.comを使っているけど、今後どんどん売上拡大をしていきたいという方は是非一度以下のLINEよりお問い合わせ下さい。

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加藤 義之
輸入代行会社アリパートナーズ㈱代表/ 自身でもOEM製品を販売/ Amazon月商1600万円/ 2023年にAmazon運営会社を約1億円にて第三者へ譲渡/ 北京大学、台湾静宣大学へ留学/ 日本語と中国語のバイリンガル アリパートナーズ公式HP https://alipartners.jp/