個人でもカンタンに仕入れることができるAlibaba.com。
個人でも少量から仕入れることができるので、これから中国輸入を始める方でも気軽に取り組むことができます。
- 中国輸入代行会社アリパートナーズ㈱代表
- 自身でもOEM製品を販売
- Amazon月商1600万円
- 2023年にAmazon運営会社を約1億円にて第三者へ譲渡
- 北京大学、台湾静宣大学へ留学
- 日本語と中国語のバイリンガル
『Amazon OEM入門完全マニュアル』を無料プレゼント!
この資料を見ればあなたがAmazon OEMで売上が上がらなかった理由が一目瞭然です。
こちらから公式LINEの友だち追加後、「完全マニュアル」とメッセージを送ってください。
- アリババとは
- アリババのショッピングモールの特徴
- アリババ(alibaba.com)の会員登録方法
- アリババ(alibaba.com)での買い方
- 個人がアリババ(alibaba.com)で買うメリット
- 個人がアリババ(alibaba.com)で買うデメリット
- alibaba.comに関するよくある質問
- 質問①:Alibaba.comでの最低注文数量(MOQ)はどのくらいですか?
- 質問②:支払い方法にはどのようなオプションがありますか?
- 質問③:商品の品質を確認する方法はありますか?サンプルを取得することは可能ですか?
- 質問④:配送オプションと納期について教えてください。
- 質問⑤:輸入関税や税金はどのように計算されますか?
- 質問⑥:送料はどのように算出されますか?
- 質問⑦:Alibaba.comでの返品・返金ポリシーはどうなっていますか?
- 質問⑧:言語の壁を乗り越えるためのコミュニケーションのコツはありますか?
- 質問⑨:偽物や詐欺を避けるための安全な取引のコツは何ですか?
- 質問⑩:成功するための中国輸入ビジネスの初心者向けアドバイスはありますか?
- 結局どの仕入れ先がおすすめか
- まとめ:アリババ(alibaba.com)の買い方
アリババとは
アリババとはジャック・マー(馬雲)が1999年に創業した中国を代表するIT企業です。
日本のソフトバンクが筆頭株主になっており、アリババはソフトバンクにとって最も成功した投資案件とも言われています。
2022年時点の全世界利用者数は13億1000万人(※)に達すると言われています。
本拠地である中国の人口が多いからとはいえ、とんでもない数の人が利用しているのが分かりますね。
アリババグループは以下のように様々なECモールを展開しています。
(※)出典:アリババグループ、2022年1-3月期及び2022会計年度の決算を発表
アリババのショッピングモールの特徴
アリババグループはECサイトを中心にさまざまなショッピングモールを展開しています。
ここではその5つを紹介します。
Alibaba.com
主なユーザー
- 海外小売・卸売商
特徴
- 240余りの国と地域から1,492万人の登録ユーザーを有している
- 月間アクセス数は60億PV
メリット
- 1688.comに比べ品質が高い(傾向にある)
- クレカ決済が可能
デメリット
- 「外国人用価格」により他のBtoB向けサイトに比べ単価が高い。
- カスタマーの使用言語は中国語、英語。カスタマーの言語レベルも様々。
円滑なコミュニケーションが出来なかったり、齟齬が生じたりすることがある。
公式サイト:Alibaba.com
1688.com
主なユーザー
- 中国国内を含む全世界の小売・卸売商
特徴
- 4,180万人以上の登録ユーザーを有している
メリット
- 価格が安い
- 工場も出店しているためOEMが可能(要選定)
デメリット
- ロットが大きい
- カスタマーの使用言語は中国語、英語。カスタマーの言語レベルも様々。円滑なコミュニケーションが出来なかったり、齟齬が生じたりすることがある
公式サイト:1688.com(アリババ)
1688.comについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!
天猫(ティエンマオ)
主なユーザー
- 中国国内個人・海外小売卸売
メリット
- 出店審査が非常に厳しく品質が担保されている
- 偽物が少ない
デメリット
- 有名ブランドも多く出店しており価格が高い
- OEMは結局1688の出店者へ依頼することもあり非効率
公式サイト:天猫(TMALL)
淘宝(タオバオ)
主なユーザー
- 中国国内個人・海外小売卸売
メリット
- 品質が良い(傾向にある)
- クレカ決済可能
デメリット
- 小売価格のため価格が高い
- OEMは結局1688の出店者へ依頼することもあり非効率
公式サイト:淘宝網(タオバオ)
AliExpress(アリエクスプレス)
主なターゲット
- 海外個人
メリット
- 小ロットからの買付が可能で初心者向き
- クレカ決済が可能
デメリット
- 「外国人用価格」により他のBtoB向けサイトに比べ単価が高い。
- カスタマーの使用言語は中国語、英語。カスタマーの言語レベルも様々。円滑なコミュニケーションが出来なかったり、齟齬が生じたりすることがある
公式サイト:AliExpress
※各モール点数は弊社独自採点
ここで紹介した以外の仕入れサイトも確認したい方はこちらの記事をご覧ください!
アリババ(alibaba.com)の会員登録方法
alibaba.comの利用開始前には会員登録をしましょう。(所要時間3分程度)
3STEPでとても簡単に登録ができます。
ステップ1
Sign upから新規登録を行います。
ステップ2
必要事項を行います。
ステップ3
入力したメールアドレス宛に認証コードが届きます。コードを入力して登録完了です!
アリババ(alibaba.com)での買い方
ステップ1
キーワードを日本語で入力します(要言語設定)
ステップ2
「お問い合わせ」から価格交渉や在庫確認、その他購入前の確認をします。
英語での問い合わせが必要です。
ステップ4
「ご注文を開始」からオーダー提出。
ステップ5
注文数量を選択して、「注文を続ける」を押下。
ステップ6
配送先住所を入力して「支払いを続ける」を押下。
ステップ7
クレカ情報を入力後、「今すぐ支払う」を押下。
ステップ8
あとは店舗からの発送後、手元に届くを待つ
個人がアリババ(alibaba.com)で買うメリット
ここからは個人がAlibaba.comで買うメリット・デメリットを解説します。
メリットは2つあります。
メリット①:輸入代行手数料がかからない
alibaba.comは輸入代行業者を介すことなく購入ができるため、代行会社に支払う手数料がかかりません。
輸入代行会社は商品をお客様に代行して仕入れることによる手数料を得ていますので、これがかからないのはメリットです。
(しかし後述するデメリット部分がこのメリットをかき消してしまいます)
メリット②:クレカがあれば手軽に購入できる
alibaba.comのアカウントと、クレジットカードさえあれば簡単に購入することができます。
中国のサイトとはいえ、外国人が購入することを前提に作られているので、たとえ中国に銀行口座がなくても簡単に購入することができます。
個人がアリババ(alibaba.com)で買うデメリット
個人がalibaba.comで買うデメリットは以下の5つ。
デメリット①:粗悪品や不良品が届くことがある
一般的にalibaba.comの品質は良いほうだと言われてはいます。
さらにひと昔前に比べ、中国製品そのものの品質が上がったと言われています。
とはいえ、我々パッケージも商品の一部と考える我々日本人からすると、やはり日本の品質レベルに満たない商品が届いてしまうのも事実です。
デメリット②:外国人用価格で販売されている(中国国内より高い)
中国国内用である1688.comと、海外用のalibaba.comでは、全く同じ商品でも単価が異なります。
商品によってはalibaba.comの方が2倍以上高いことも珍しくありません。
外国人用価格として設定されているので1688.comで購入している日本のライバルには価格では太刀打ちできません。
alibaba.comと1688.comの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
デメリット③:ほぼ日本語が通じない
海外向けとは言え、alibaba.comは日本だけをターゲットにしているわけではありません。
そのためカスタマーへの問い合わせ対応は全て英語になります。
簡単な意思疎通であれば、問題ありませんが、やや複雑な内容や、相手の英語レベルによっては、トラブルに発展する可能性もあります。
特に何も問題がなければいいですが、いざ問題が起こると日本語対応ができない不便さを痛感します。
デメリット④:国際送料が割高になる
alibaba.comでEMSなど小口発送を行った場合は、当然ですが国際送料が割高になります。
EMSなどの小口用発送は、サンプルか、余程急ぎのときに使用するに留めておかないと、利益を圧迫してしまいます。
デメリット⑤:OEMをすると中抜きをされる可能性がある
alibaba.comで海外からのオーダーを受注して、1688.comに発注をする場合があります。
つまり、1688.comで直接OEMを行えば発生しない中間コストが発生してしまうことになります。
さらには無駄な中間業者が入ることにより意思疎通も遅く、不正確になってしまいます。
これからOEMに挑戦してみよう!と考えている方は、こちらの記事もおすすめです。
alibaba.comに関するよくある質問
alibaba.comについて、普段よく頂く質問に回答をさせて頂きます。
質問①:Alibaba.comでの最低注文数量(MOQ)はどのくらいですか?
1個から購入可能な商品が多いです。
alibaba.comは個人、個人事業主からの買い付けも想定しているため、小ロットから仕入れが可能です。
質問②:支払い方法にはどのようなオプションがありますか?
alibaba.comは、
- クレジットカード(VIZA、Mastercard、JCB、AmericanExpress)
- Paypal
- apple Pay
- Google Pay
などに対応しています。
海外からの購入を想定しているため、クレジットカードをはじめとするさまざまな方法で支払いが可能です。
中国に銀行口座を持つ必要もありません。
質問③:商品の品質を確認する方法はありますか?サンプルを取得することは可能ですか?
実際にサンプルの取得をオススメ致します。
alibaba.comに限らず、中国サイトのレビューは参考になりません。
小ロットからの買い付けが可能ですので、必ずサンプル取得を行いましょう。
質問④:配送オプションと納期について教えてください。
配送オプションは店舗がそれぞれ設定をしているため、希望を出さなければその配送方法に従うことなります。
また希望を伝えたとしても希望通りの配送方法で発送してくれるとは限りません。
一般的には以下の配送方法があります。
国際宅配便(エクスプレス配送)
DHL、FedEx、UPSなどの国際宅配便業者を通じて直接商品を送る方法です。これは迅速で信頼性が高い方法ですが、通常、比較的高価です。
海上輸送(海上コンテナ輸送)
大量の商品を輸送する場合や、配送コストを抑えたい場合に適しています。ただし、配送には時間がかかることがあります。
航空貨物輸送:空輸は速度がありますが、海上輸送よりも高価です。小さな量の商品を素早く輸送したい場合に選択されることがあります。
郵便小包
一部の小規模な販売業者は、郵便小包サービスを利用して商品を送ることがあります。これは比較的遅い場合がありますが、コストが安いです。
商品の納期は各店舗がそれぞれ設定をしています。
発注数量により異なることがあります。
商品ページの中段までスクロールするとリードタイム(納期)を確認することができます。
中国から日本への荷物が遅延する理由と、早める方法をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
質問⑤:輸入関税や税金はどのように計算されますか?
関税は個人使用の範囲内であれば、課税価格が16,666円以下は免税となります。
販売用として商品を中国から仕入れた場合は、関税の支払いが発生します。
関税は各商品に設定された関税率を用いて計算されます。
また輸入消費税も同じく商品の課税価格に応じて発生します。
質問⑥:送料はどのように算出されますか?
販売店舗が購入数量に応じて送料を設定していることが一般的です。
ただし数量によっては送料値引きをしてくれることもあるので、購入前に問い合わせから確認することがおすすめです。
質問⑦:Alibaba.comでの返品・返金ポリシーはどうなっていますか?
Alibaba.comでは30日間の返品・返金申請可能期間が設定されています。
配送日から30日以内あれば、店舗に返金を申請することが可能です。
スムーズに処理されない場合は、Alibaba事務局が仲介してくれます。
▼Alibaba.com 公式サイトより
3. 30日間の返金ポリシー
Alibaba.com の返金ポリシーは、ご購入が合意された注文条件を満たしていない場合 (注文品が発送されていない場合、紛失した場合、または欠陥、間違った商品、破損、またはその他の製品関連の問題が到着した場合など) に備えてお客様を保護します。 配送日から 30 日以内 (Enterprise および Enterprise Pro 購入者の場合は 60 日) 以内に払い戻しを請求できます。返金申請に問題がある場合は、Alibaba.com が返金の仲介をお手伝いします。
商品を受け取ってから30日以内の返金申請が必要です。
中国への商品の返送方法は、直接EMSなどで返送するか、日本の提携倉庫に送付するだけでよいパターンなどさまざまあり、ケースバイケースのため直接店舗に問い合わせが必要です。
質問⑧:言語の壁を乗り越えるためのコミュニケーションのコツはありますか?
言語ができる人に任せることです。
今、中国語や英語ができなければイチから勉強している暇はありません。
できる人に任せて、いかに良い商品を仕入れるか、いかにうまく販売するかに注力したほうが成功確率は高くなります。
質問⑨:偽物や詐欺を避けるための安全な取引のコツは何ですか?
できるだけ個人では取引をせず、専門家に任せることです。
alibaba.comは個人、個人事業主用がメインターゲットですので、偽物に対する知識がなければ知らぬうちに知的財産侵害に加担しているかもしれません。
中国輸入で問題になる商品はだいたい決まっていますので知識のある代行業者を利用をオススメしています。
ご自身に合う代行業者を探したい方は以下の記事をご覧ください。
質問⑩:成功するための中国輸入ビジネスの初心者向けアドバイスはありますか?
たった1個でも良いので、中国から商品を買ってみる体験をしてみることです。
とくかく中国から日本に商品が送られてくるのだと実感するだけでも大きな差になります。
結局どの仕入れ先がおすすめか
という方はalibaba.comから始めてみるのがいいでしょう。
しかし今後本格的に中国輸入に取り組むならalibaba.comではなく、1688.comからの仕入れがマストです。
alibaba.comにも個人で簡単に仕入れられるというメリットがあるものの、外国人用価格で購入するというデメリットがあまりにも大きく、価格競争力が著しく低くなります。
そのため、しっかりと売上を伸ばしていきたい方は1688.comからの仕入れになります。
1688.comには中国に銀行口座がないと決済ができないなどの問題があり、日本に住む日本人が仕入れすることは難しいですが、今は中国輸入代行会社と呼ばれる代理購入会社がたくさん存在します。
代行会社を通して商品を仕入れることで1688.comの安さを最大限享受することが可能です。
まとめ:アリババ(alibaba.com)の買い方
alibaba.comは日本に住んでいても、クレカさえあれば個人でも簡単に購入することが可能です。
中国輸入を体験してみるという意味ではピッタリのプラットフォームでしょう。
少量からでも購入することが可能です。
ただしその分商品単価が高くなるので、もし本格的に中国輸入で成功していきたいのであれば、代行会社+1688.comの組み合わせで取り組んでいくことがオススメです。
ここまでご覧頂きありがとうござました!
『Amazon OEM入門完全マニュアル』を無料プレゼント!
この資料を見ればあなたがAmazon OEMで売上が上がらなかった理由が一目瞭然です。
こちらから公式LINEの友だち追加後、「完全マニュアル」とメッセージを送ってください。